●「学習する組織」としての学校に関する一考察--Shirley M.Hordの「専門職の学習共同体」論に注目して
織田 泰幸
三重大学教育学部研究紀要 62, 211-228, 2011
●現職教師は授業経験から如何に学ぶか
坂本 篤史
本研究は,現職教師の学習,特に授業力量の形成要因に関し,主に2000年以降の米国での研究と日本での研究を用いて検討し,今後の展望を示した。現職教師の学習を1)授業経験からの学習,2)学習を支える学校内の文脈,3)長期的な成長過程,という3つの観点から包括的に捉えた。そして,教師を"反省的実践家"と見なす視点から、現職教師の学習の中核を授業経験の"省察(reflection)"に据えた。授業経験から …
教育心理学研究 55(4), 584-596, 2007-12-30
●看護系大学教育における学士及び看護専門職としての能力に関する基礎的検討
和木 明日香 , 草野 恵美子 , 伊藤 朗子
… 近年、日本国内外では、「学習効果(Learning Outcome)」の明確化およびその評価を重要視し、学士水準を維持する流れがある。 …
千里金蘭大学紀要. 生活科学部・人間社会学部 6, 73-82, 2009-12-08
●二つの実践の認識論による看護職の生涯学習の検討 : 薄井坦子『科学的看護論』とD.A.ショーン『省察的実践とは何か』をめぐって
椙山 委都子 , スギヤマ イツコ , Sugiyama Itsuko
… This paper aims to clarify the direction of life-long learning for nursing practitioners by inquiring into two epistemologies of practice, which are "Nursing theory as an independent science" (Kagakuteki Kango-Ron) by H. … This research compares these two epistemologies with a view to determine their viewpoints on professional practice. … Third, they regard reflective practitioners as professional researchers on their practice contexts. …
千葉看護学会会誌 15(2), 46-52, 2009-12
●地域看護活動技術獲得を目指した教育実践報告 : 保健師が行う独自の地域看護活動技術の育成にむけて
重松 由佳子 , 米村 恵子 , 兼武 加恵子 , 高木 美穂子 , 吉田 ひろみ , 鹿川 優
保健師教育における実習が問題視される中,保健師が行う独自的かつ複眼的な地域看護活動技術を育成していく為には,段階的な教育が必要であると考えた。そこで,基本的な地域看護活動技術の獲得をねらい,理論的な知識に関する講義と地域看護演習を並行して行い,臨地実習において統合的な地域看護活動の技術を実際に行われている活動から学ぶという段階的な教育展開を行った。この教育実践を学生の自己評価と自由記載のアンケート …
保健科学研究誌 6, 1-13, 2009-03-31
●教員が考える在宅看護実習前に学生に身につけさせたい実習態度 : 青森県看護教育研究会地域看護学グループの取り組み
細川 満子 , 千葉 敦子 , 山本 春江 , 三津谷 恵 , 山田 典子 , 今 敏子 , 工藤 久子 , 玉懸 多恵子 , 鈴木 久美子 , 古川 照美 , 桐生 晶子 , 櫻田 和子
本研究の目的は、効果的な在宅看護実習を展開するために、学生に実習前に身につけさせたい態度について、教員はどう捉えているか明らかにすることである。研究方法は、北東北3県の教育機関34校に所属する在宅看護実習担当教員を対象に郵送法による無記名式自記式質問紙調査を実施した。調査の結果、13名から回答(回収率は38.2%)が得られた。回答者の臨床経験年数は平均7.0年、教員としての経験年数は平均10.4年 …
青森県立保健大学雑誌 9(2), 159-165, 2008-12
●看護専門職の生涯学習支援としてのWork Based Learningの実際
両羽 美穂子 , 布原 佳奈 , 梅津 美香
岐阜県立看護大学紀要 7(2), 81-87, 2007-03
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