現在のようなトーンで育児文化の変容が問題になり始めたのは、高度経済成長期以降のことです。急激な産業化が、家族の構成や役割の変化を促しました。家族が小規模化し、お父さんは会社に働きに、お母さんは家で炊事洗濯、というモデルが広く普及したものもこのころです。その後、1970年代に入り、育児不安や育児ノイローゼという言葉が一般化しました。その後、家族意識はさらに変化し、1990年代になると、多様化と個人化が進みます。これらは家族機能の低下を意味しました。
女性の社会進出が少子化の原因という指摘もありましたが、就労と出産・育児を両立させる育児制度の不備が問題。
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